2学期もよろしくお願いします!
~リオ・オリンピックの感動から~
39日間の長い夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。
お蔭様で交通事故等の報告もなく、子どもたちは元気に過ごせたようです。保護者やご家族、地域の皆様に心から感謝申し上げます。
さて、この夏はブラジルでオリンピックが開催され、日本はメダルラッシュとなり、その獲得数は、過去最高となりました。私も連日テレビを観ていましたが、様々なドラマが生まれ、日本中に多くの感動を与えてくれました。個人的にいくつか印象に残ったものがありましたが、その一つはなんと言っても「100M×4」の男子リレーです。決勝に進んだ他のチームは、100Mを9秒台で走る選手を複数そろえる中、日本はご存知のとおり9秒台で走る選手は一人もいません。そのような中での銀メダル獲得は、衝撃的でした。日本チームは、合宿をして練習を重ねるとともに、その3割をバトンパスの練習にあてたと聞きました。こうした練習の成果が、互いの信頼関係を深めたり、バトンパスの精度を高めたりすることとして表れ、銀メダルにつながったのだと思います。まさにチームとしての力が、個々の力を押し上げ、チームとして見事に勝ちとった銀メダルだったと言えます。「個と家族」「個と学級」「個と学校」といった関係を改めて見直す、よいきっかけにもなりました。「個を伸ばすことでよりよい学級をつくる」「学級全体を伸ばすことで個を伸ばす」ともに大切な視点です。学校でも子どもたち一人一人に目を向けるとともに、学級や学校という集団の組織力の向上という視点からも改めて見つめ直し、教育活動の充実に生かしていきたいと思います。2学期は、色々な行事が待っています。学校の顔である6年生を中心とする、チーム川本南小の子どもたちの活躍にご期待ください。