今日であの東日本大震災から2年が経ちます。本日、学校では全校児童で黙とうを行い、亡くなられた方々に哀悼の意をあらわしました。
5年生では、今、国語で「みすずさがしの旅」を学習しています。
そこで、震災当時によく流れたCM「こだまでしょうか」を思い出しました。
こだまでしょうか 「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
この詩は金子みすずが書いた詩です。相手の言葉を繰り返すことで、相手の気持ちによりそうことができる、それは誰でもできることなんだよ、という意味だそうです。
「自分たちにできることは何か」と考えたときに、被災された方々の気持ちを考えたり、祈ったりするだけでも、それは思いやりのある行動になるのですね。